本尊
木造釈迦如来坐像
お地蔵さま情報
石造地蔵菩薩立像/場所:地蔵堂内 境内左手奥
創建
享禄3年(1530)
由緒・歴史
家康公の祖父・松平清康公が20歳の元旦の暁に、左手に「是」の字を握る初夢を見ました。これを桑原の龍渓院の模外禅師に尋ねたところ、「是」は「日、下、人」という字で出来ており、「日の下の人」すなわち「是の字を握るは天下をとることなり」と答えられたので、よろこんだ清康公は模外禅師を開山として龍海院を建立します。
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清康公は家臣・酒井正親を自分の名代として龍海院の護持に当たらせ、以降、龍海院は酒井家の菩提寺となりました。岡崎空襲では大きな被害を受けましたが、昭和45年(1970)、地下に座禅堂を備えた本堂が再建されました。境内墓所には、酒井正親の墓や家康公の継母・真喜姫(田原御前)の墓があります。
見どころ


龍海院の森/小僧泣かせのたぶの木
本堂裏山は、岡崎市のふるさとの森に指定されています。シイ類、カシ類、クスノキ、ナラ類などで構成され、街中に豊かな緑をもたらしています。また境内の本堂前右手の事務所前にあるタブノキも岡崎市のふるさとの名木に指定されています。樹齢は推定150年ほど。常緑樹で新芽が出る時にいっせいに古い葉を落とすことから、掃除の小僧さんを困らせるため「小僧泣かせのたぶの木」と名付けられています。
行事
2月2日 | 新春大般若御祈祷法会 |
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春・秋彼岸 | (中日) |
7月8日 | 盆施食法会 |
12月31日 | 除夜の鐘 |
参拝記念
御朱印あり(要事前連絡)

